Post2015/12/05

北海道の就職活動と教育に変化を起こす【エンカレッジ北海道 飛田勇紀 児玉明也】

北海道の就職活動と教育に変化を起こす【エンカレッジ北海道 飛田勇紀 児玉明也】

今回は、就活団体エンカレッジ北海道支部で活動している2人に取材に答えてもらいました。2人は17卒で就活をしながら運営に関わっています。印象的だったのは、2人とも大学生活で感じた問題意識を動機として活動に取りくんでいることでした。全く背景も思いも異なる2人が同じ活動を同じ方向を向いて共にしているのがまた魅力的です。それでは2人の話を聞いてみましょう!


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真逆の進路選択

まず現在の大学でやっていることと、選んだ理由を教えてください。

児玉: 北海道大学法学部の政治専攻に通っています。選んだ理由は単純で、親に法学部が就職に有利と言われからです。はじめはそんな動機でしたが、学んでいく中で「なんでこんなに社会ってうまくいかないんだろう?」と疑問が浮かびました。自分たちが生きている社会の決定者はどうやってものごとを決めていて、その中でどんな困難に直面しているのかを知りたくて、政治コースを専攻しました

飛田: 北海道大学 大学院 情報科学研究科に通っています。僕は出身が東京で、大自然に強い憧れがあったこと、一人暮らしをしたかったことから北海道大学に進学することにしました。先生には「もっと良い大学を目指せ」と言われましたが、大人が敷いたレールの上を走りたくなくて、自分の選択を曲げませんでした。
情報科を選んだのは、高3のときに3Dプリンターを見て「これは、すごいな」と思った気持ちからです。3Dプリンターは今ではもう普通に販売されていて一般化してしまったので、光ファイバーの研究をしてきました。現在は自分の研究成果がもしかすしたら日本全国で使われるかもしれないといった段階まで来ていてとてもやりがいがありますね。

児玉:「学問への意識が変わっった」 飛田:「学生の可能性に驚いた」

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大学に入学してから、大学について印象が変わったこと、予想外だったことってありますか?

児玉: 自分が学んできたことは常にアップデートされていて、不変の情報ではないということです。高校までは自分が習うことが絶対で、不変の事実だと思っていました。でも大学で学んで、まだまだ未知の領域があることや、新たな解釈によって歴史上の史実が変わるのだと気づきました。

飛田: 企業と対等な目線で取引ができることが驚きでした。大学1年生の時にスノーボードサークルで、先輩と一緒にスポーツメーカーにスポンサーの営業に行ったんです。すると学生でも対等に扱ってくれて、企業対企業で行われているような取引を学生という立場でできたんです。高校時代には思いもしませんでしたね。。

2人はどうしてエンカレッジの活動に参加しようと思ったのですか?

児玉:就業体験を通して学歴コンプレックスがほぐれた

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児玉: 僕は教育と社会の関係性に疑問を感じ、そのために学校と企業を繋ぎたいんです。僕って実はものすごく学歴コンプレックスが強かったんです。大学受験に二度失敗していて、北海道大学に通いながら「東京の大学に負ける」「自分は認めてもらえない」「こんな風に感じさせてしまう教育制度がなくなればいいのに・・」といったことをずっと考えていました。

転機は海外で2週間の就業体験を行う留学プログラムでした。働いている色んな人とつながることがとにかく楽しかったんです。就業体験を通して、仕事をする上で学歴なんて誰も気にしていないんだって気づきました。そこで自分の悩みは小さかったんだなって感じたんです。そしてよりリアルな就業体験がもっと早い段階から教育の中に組み込まれていたら良いのに、と考えるようになりました。

そんなときに北海道にエンカレッジの北海道支部をつくるという話を聞き、エンカレを通して学生と企業を繋げば、教育のありかたを少しでも変えれるかもしれないと考えました。
選考では学歴は聞かれないし、無名の大学の人がものすごく良いアイデアや意見を出しているのを目の当たりにしてきました。そういった経験を通して自分の中の評価軸が学歴しかなかった気持ちをほぐしてもらえました。エンカレに参加することで実際に東京の企業なんて見たことがないような学生にも、自分のキャリアを求めに行って欲しいですね。

飛田:理系院生の就職活動を変えたい

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飛田: エンカレの代表が札幌に来た時に、たまたま縁があってお会いして団体のことを知りました。そして、①理系大学院生の就活のありかたを変えたい②北海道で志の高い人ともっと切磋琢磨したい。という考えから活動に関わることにしました。

「理系大学院生の就活のありかたを変えたい」について具体的に話すと、僕の学科だと9割くらいの人が大学の推薦で就職先を決めています。でもその選択って本当に適切なのか、という疑問があって。たったの2ヶ月で将来を考えて、自分の進路を決めるのはとても難かしいと思うのです。そんな現状の中で、もっと自分の将来に対して考えられるきっかけを与えたいと思っています。

児玉: 実際に活動をしていると、飛田くんと同じようなニーズをもった理系大学生が20人くらいエンカレのイベントに参加してくれたんですよ。みんなマイノリティーで孤独に就活をしていて、同じ立場にいる仲間を探していたんです。もっと活動を周知できれば、求めている人がたくさんいるはずなので、活動をいろんな大学の人に伝えていきたいです。

 

《 続きは次のページへ:就活で勝つためのスキルではなく、キャリア観を伝えていきたい 》

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Data

エンカレッジ北海道支部

16卒3人、17卒7人で運営

 

・飛田勇紀
➝出身:出身:東京都、北海道大学 大学院 情報科学研究科 メディアネットワークコース 1年
・児玉明也
➝出身:札幌市、北海道大学 法学部 総合法政コース 3年生

 

北海道支部Facebookページ


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