Post2013/12/25

海を越えて想いを届ける「北海道大学 結~yui」

海を越えて想いを届ける「北海道大学 結~yui」

2013年11月8日月曜日早朝、台風30号がフィリピンに上陸し、甚大な被害を与えたことは多くの人が知る所であろう。
連日、新聞やテレビで放送された生々しい爪痕を見て、憐憫の情を抱く人、もしくは募金やボランティア活動に尽力した人もいるかもしれない。どちらにしろ、今回フィリピンを襲った災害は多くの人の関心を集めたことは言うまでもない。
そこで今回は、北海道大学の学生を中心に組織され、以前から国際協力に関する活動を行っている学生団体である『結~yui』の代表である村上美詞さんに、団体についてのインタビューをさせてもらった。


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普段はどのような活動をしているのですか。

結では毎週月曜日に3時間程の全体会が設けられている。
イベント終了後の反省会や次のイベントの企画会議など重要な物事の決定を行なう他、イベントなどを開催するための下準備の際に、結のメンバーは基本的に企画、広報、渉外に分かれており、それぞれの部署単位で活動している為、この全体会で仕事の進捗状況や情報などの共有を行なったりする。
つまりこの全体会は、結の活動を円滑にする機能を担っているのだ。

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他にも、全体会では定期的に勉強会が開催されている。
勉強会の内容は、ODA、フェアトレードコーヒーなど多岐にわたる。
その回毎にメンバーの1人が発表者となり、自らが関心のあるトピックについて調べて、発表し、そのトピックについてメンバー全員で議論する形式で行われている。
自らの関心のある問題について広く知ってもらい、同時に他人の意見を聞くことが可能となっている。
また、発表者の発表形式も人によって様々であり、クイズ形式にする人もいれば、ディスカッション形式で進める人もいるなど、メンバー各々の発表特徴や関心が見られ、飽きずに勉強を続けられるのだ。

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さらに結の活動には、スタディーツアーというイベントがある。このイベントは長期休暇などを利用して、実際にフィリピンなどに行くことで、現地の雰囲気や実際の状況を理解することを目的としている。前回のスタディーツアーでは、現地のNGO法人などの協力の下で、孤児院訪問、実際の家建設の手伝い、スモーキーマウンテンの訪問や短期のホームステイを通して、様々な事を学ぶ事が出来た。

実際にフィリピンに行って、最も感じたことは、現地の人たちが、かつて自分が想像していた以上に普通に生活していて、幸せそうだったことだ。実際に現地に行ってみるまでは、何かしてあげたいという気持ちが先行していたが、現地の人を目の当たりにして、触れ合ってみると、自分たちと何ら変わらないという印象を強く感じた。
どのような状況に生きていても人は人であり、自分たちが一方的に憐れんで、何かしなくてはならないと見なすべき対象ではないということを思い知らされたのだ。
しかし同時に、現地の人々が住んでいる家は、台風などで単に破壊されてしまうような脆いものであり、自分たちと同じような人達だからこそ、しっかりとした家に住めるような状況を確立したいと強く感じられた。また自分達の活動の意義を理解することが出来た。

何故結に入ろうと思ったのですか。

最初は単にボランティア活動が出来る団体を探していた所、たまたま結という学生団体の存在を知ったことが切っ掛けであり、国際協力やスタディーツアーなど、普通に生活していたら味わえない大きな事が出来るということに惹かれて、団体に参加することにした。
せっかく大学に入学したのだから、どうせなら大きな事をしたいと考えたのだ。

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団体をやっていて、やりがいを感じるのはどんな時ですか。

結のメンバーにも、最初は友達が入っているからなど、軽い気持ちで入った人も多くいる。
しかし、そういうメンバーが結の活動を参加しているうちに、段々と周りの雰囲気や人に感化され、自発的に興味関心を持っていく姿を見る時、その時が最も自分の活動に対してやりがいを感じる。
例えば、そういう人に勉強会の発表者をやって貰った際、事前準備の為に自発的に勉強し、素晴らしい発表を行うのを見た時、自分のやってきたことの成果を実感出来のだ。

最後に、結の今後の展望を教えてください。

お金を集めてフィリピンに送り、より多くの家を建設することは大きな一つの目標ですが、ただ単にお金を集めて寄付することは、会社などでも可能であり、そちらで行う方がより容易だ。
だからこそ私達は、お金を集めるだけでなくフィリピンの状況やフェアトレードなどについて、もっと多くの人に認知して貰いたいと考えている。例えば、私達のイベントに参加することで、フィリピンの人々の生活に貢献することに繋がるし、イベント開催の理由を知ることで、さらに私達の活動の目的への理解が広がる。
つまり私達の活動が、周りの人が新たな分野について認知する切っ掛けとなるのだ。
幸運なことに、現在結には北海道大学以外の通っているメンバーも多数所属している。
そういうメンバーの繋がりなども利用して、周りの人を巻き込み、大きな潮流を作っていきたいと考えている。

 

【編集者:北海道大学 木村司】

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Data

北海道大学 結~yui

北海道大学の学生を中心に組織された学生団体。国際協力に関する活動を行っている。
メンバーは、14人

 

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