Post2015/10/25

「刀剣」に日々向き合う【北海道大学 居合道部】

「刀剣」に日々向き合う【北海道大学 居合道部】

某インターネットゲームの流行をきっかけに、日本刀にはまる「刀剣女子」が増えているといいます。今回は、そんな最近人気急上昇中の「刀剣」に日々向き合う部活動・北大居合道部について、部員である大木がご紹介します!


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“仮想敵”との戦い、自己の修練、それが居合道

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居合道とは?

「居合道」は、日本刀を用いて、業(わざ)の習得とともに精神の鍛錬を目的とする武道です。よく真剣で竹を斬っているようなイメージを持たれますが、居合道で相手とするのは「仮想敵」であり、業前は一人で行います。 仮想敵というのは、自分と同じ体格・同格の実力の人物をイメージしたもの。ある意味自分との戦いになるのです。

北大居合道部では、無双直伝英信流という流派のもと、模擬刀を用いた「型」の習練のほか、木刀を使用した太刀打(二人で決められた型に沿って打ち合う、約束稽古のようなもの)を行っています。必要な用具は、紋付・袴・角帯・模擬刀・木刀です。

居合道は、相手を切り倒すための術であり、刀を鞘に納めた状態で構え、鞘から刀を抜いて始めます。「型」は、想定した状況に応じた様々な種類があります。また、型ひとつとっても、手足の先から身体全体の動き、目線、刀の角度や位置など、一連の動作の中には注意を払わなければならないポイントが、数えきれないほど存在します。

足腰をはじめとした身体の鍛錬もさることながら、型への理解をしっかりと深める必要があり、自己の修練に繋がるのです。また、武道全般に言えることですが、作法等を通じての礼節や、上位の者に対する敬意を非常に重んじています。稽古の始めと終わりに行う、武神や刀に対する礼の揃っている様子や、武道場に響く挨拶の音量などは、代々受け継がれる当部活の良い伝統であると思います。

先輩後輩=師弟

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北大居合道部では、先輩が後輩にマンツーマンで指導をするスタイルで、週2回の稽古を行っています。部員のほとんどが入部時は初心者ですが、この指導スタイルのおかげでしっかりと上達することができます。居合道は、無駄のない美しい演武を極める武道。演武は一人で行いますが、その質を高めるためには、客観的で確かな指導が必要となります。より近くで細部までチェックしてもらえるので、より効果的に稽古ができます。

また、この体制は、指導してもらう後輩側だけでなく、指導する先輩側にとっても、非常に意味のあるものです。教本を読み込み、責任を持って後輩に伝える取り組みをすることによって、自身の練習にフィードバックされています。このように、マンツーマンの指導体制は、当部活の特長であると思います。

通常稽古に加えて、1年生の間は「師弟制」という、授業の空きコマを利用した稽古をとっています。これは、時間割の都合がつく1年生数名と2年生数名の班をいくつか作り、週1~2回徹底して指導をするというものです。同期の繋がりは強い部活ですが、このような取り組みによって、縦の繋がりも非常に強く、全体的にも仲が良い部活です。そのため、稽古場の雰囲気は、ビシッと集中した空気と、仲の良さによって生まれる和やかなムードが融合しています。

年間スケジュール

大会は年三回、年度によって多少時期が異なることはありますが、4月・7月・9月にあります。新入部員は7月の段位審査を第一の目標とし、上年目の昇段審査は4月に行われます。大会では、奉納演武・トーナメント戦・団体戦を行っています。三段以上になると、実力次第で全国大会にも出場できます。また、大会では会場設営などの裏方仕事も行っています。
稽古や大会だけでなく、新歓花見やコンパ、北大祭への出店を通して、縦と横の親睦を深めています。

最後にアピール!

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武道に共通して言えることとして、心技体を鍛えられることはもちろんですが、居合道の楽しさと奥深さは、実際に向き合わないと味わえない素晴らしいものです。袴を着て、腰に日本刀を差し、日本の心と歴史を感じながら一振り一振り取り組む稽古。居合道がもっと世間に広まってほしいという思いを添えて、紹介とさせていただきました!

 

【北海道大学 大木菜緒】

 

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