Post2016/01/25

地域の垣根をこえた雪はねを!【雪はねボランティア】

地域の垣根をこえた雪はねを!【雪はねボランティア】

みなさんは、「雪はねボランティア」を知っていますか?高齢化・過疎化が進む地域では、雪はねの人手不足が深刻です。そこで、「雪はねボランティア」をきっかけに見えてくる、地域社会の課題について、一緒に考えてみましょう。
一般社団法人北海道開発技術センターの小西信義さんに「雪はねボランティア」について編集部大木がお聞きしました。


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冬の道民の悩みといえば?――そう、「雪はね(雪かき)」!

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ー 「雪はねボランティア」について教えてください。

小西さん: 札幌郊外には、雪はねをするのが困難なおじいちゃんおばあちゃんがたくさんいます。過疎高齢化という社会的背景を受けて、札幌を飛び出して、みんなで雪はねに行こう!という活動です。除雪ボランティア活動だけではなく、地域の食材や温泉、地域の人々との交流も楽しむ「雪はねボランティアツアー」を企画しております。

現在は、岩見沢、倶知安、上富良野など、札幌から日帰りできる地域を対象としています。

ー 雪はねボランティア1回に募集する人数は、何人くらいですか?

小西さん: バスの定員に合わせて、だいたい40人程度です。ただ、現地集合組もいるので、100人ぐらいの大所帯になる時もありました。

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ー 参加者の年代とその比率について教えてください。

小西さん: 10代は少なめですが、20~50代は、20人ずつくらいです。男女でいうと、7割が男性、3割が女性で、9割以上が札幌市民です。また、2~3割の方々はリーピーターさんです。

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ー 雪はねボランティアの社会的意義は、何なのでしょうか?

小西さん: 簡単に言うと、“みんなで雪はねに行こう!みんなでおじいちゃんおばあちゃんを助けよう!”ということです。また、北海道という雪国ならではのボランティア活動として、自治体を越えて人と人が関わり合う中で、新しい価値が生まれてくることですね。例えば、世代間交流が生まれることによって、新しい防災意識が向上したり、地域資源が顕在化したりする事例もあります。

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北海道開発事業センターでは、「ボランティア活動による広域交流イノベーション推進研究会」という任意の研究会の事務局をさせていただき、都市と地方の人的交流を促進する方策について、産学民で協議しております。雪はねに限らない、ボランティア活動を通して、自治体を越えた広域交流が生まれると、ソーシャルイノベーション(※社会変革。
また、社会問題に対する解決法から創出される価値が、社会全体にもたらされるもののこと。)が起こる……というはたらきを目指しています。根本には、雪害を含めた、様々な社会課題の解決があります。社会課題の解決、次に、人との交流から生まれるソーシャルイノベーションへと、段階を模索しております。

ここで重要な観点としては、「雪が降ることが問題なのではなく、雪が降ることによって顕在化する社会の課題こそが問題である」ということです。夏場は独立自尊的な生活ができているけれど、雪が降ることによって、「あのおばあちゃん骨折して、雪かきできなくなってたよね」といった問題が、地域内で明るみに出る。そういった、雪によって顕在化される、地域の課題を解決するお手伝いをしていくという観点に、立脚していきたいと思います。

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《 続きは次のページへ:“この活動を安全に続けていくんだ!”という表れ 》

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Data

雪はねボランティア

●現在募集している雪はねボランティア
★倶知安日帰りバスツアーin琴和町内会
2月7日(日)8:00~20:00 おひとり3,000円 昼食・温泉入浴あり
※雪はねだけでなく、雪野菜掘り体験または二世古酒蔵見学が選べます!

http://volu-vation.net/2015/12/1402/

★上富良野日帰りツアー
2月13日(土)8:15~19:30 おひとり3,500円 昼食・温泉入浴あり
http://volu-vation.net/2015/12/1386/

●リンク

ボランティア活動による広域交流イノベーション推進研究会
TEL: 011-738-3363
E-mail: yukihane@decnet.or.jp


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