Post2013/08/19

音楽業界のムーブメントをつくれる所が宣伝という仕事の魅力 「エイベックス・エンターテインメント(株) 渡邉 裕介さん」

音楽業界のムーブメントをつくれる所が宣伝という仕事の魅力 「エイベックス・エンターテインメント(株) 渡邉 裕介さん」

今回は、音楽業界というエンターテイメントの世界でご活躍されている渡邉さんに、音楽に関わる仕事についてや、宣伝という仕事の魅力についてお話をお伺いしました。


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現職に就いたきかっけと、仕事内容についてお聞かせください。

大学を卒業した後にCDショップで働いていました。何度かの転職を経ていたときに現職のエイベックスの方に札幌の営業所で音楽の仕事の流れが分かる人が欲しいという話を聞き、当時、アパレル系で正社員として働いていたのですが、くわしい話を聞きに行くだけのつもりだったのが、そのまま採用になりまして。今は、”エイベックス・エンタテインメント株式会社 第1音楽事業本部 宣伝部 APルーム” にて各北海道エリアでの宣伝を担当しています。
ラジオ、テレビ、紙媒体、Web媒体、代理店、制作会社などに対して自社のアーティストや音源を売り込むというのが主な業務内容です。第1音楽事業部には数えきれないほどたくさんのアーティストが所属しています。その方々の北海道の各種媒体へと宣伝しています。たくさんのアーティストが所属しているといっても、活動内容はさまざまで、1年に1枚しかCDを出さないアーティストや、地方在住で活動を行なっているアーティスト、出産・育児のために活動を抑える女性のアーティスト・・といったように様々なアーティストがいるので常に数多くのアーティストを宣伝している、という訳ではありません。
宣伝に関しては、例えばラジオだと担当しているディレクター、DJさんに対してその番組に合う形でアーティストのアプローチを行います。「このアーティストが今、話題になっていますよ」「新人なんですけど北海道でLIVEを演るので曲をかけていただけますか?」と言った感じですね。このようにアーティストさんと一緒に仕事というより1人で仕事する事の方が多いですね。

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現職の魅力についてお聞かせください。

「ムーブメントをつくる事が出来る」という事がこの仕事の魅力です。自分が思いついたアイデアやアプローチによってファンの方や、アーティスト本人・・といった人たちを感動させたり喜ばたりするものが作れた時が嬉しい瞬間です。例えばツアーとは別に、特番を公開収録したり握手会をしたりして、普段聞けない話を聞くことでファンの方に喜んでいただけたり。 一つ一つは細かいですがそういったことを積み上げていくことで大きいムーブメントにつなげることが出来ます。所属している北海道出身のTRIPLANE(トライプレイン)が地方のラジオのレギュラーをさせていただいている縁で老若男女が参加するその地方の音楽イベントに出演させていただいたり、 今年、北海道日本ハムファイターズの10年目のテーマソングをそのTRIPLANE(トライプレイン)が担当していますがテレビで野球を観てた人が「ああ、最近いろいろやっているアーティストだな。」と感じてもらえ、彼らの活動においても大きいタームポイントになったと思います。そういったものを作っていく仕事ですね。
一方で宣伝をやっていて難しいと思うことは、「宣伝は営業と比べて成果が数字で見えない」ということです。営業だと何枚CDショップに置いてもらって何枚CDが売れたかで成果が見えます。それが宣伝だと、ラジオや街に看板を置いて宣伝してもその成果で何枚CDが売れたかは目に見えて分かりません。ここが難しいところですね。ただ逆に宣伝が売れたかどうかに直結していなくても「宣伝を見た周りの人達の働きかけが動きになって現れる」と言う所が面白かったりします。

大学時代のお話と学校で学んだ事で現在の仕事に活きている事が有りましたら教えて下さい。

僕はダメ学生だったんですよね(笑)その頃たいていの人は、1・2年のうちに卒業できるくらい単位を取って4年生とかはほぼ授業を取っていなかったんですよ。だけど僕は1年生で履修するような授業数を4年でも取っていて。4年間、常に大学の授業というものを満喫していたとも言えます。4年生のテストの際に教授に「大学は4年で卒業しなきゃいけないものじゃ無いからな」と突然声をかけられたりするような学生でした(笑)必要単位数をちょうどぴったり取得して無事に4年で卒業しました。
現在の仕事に活きていると思うことは、僕は英語学科だったのですが、文学系の授業より輸入などの授業を取っていて。そこが活きているな、と感じます。物流の流れの授業や経済の仕組みを取り扱う授業が後々、役に立っていくなと感じています。
もっとやっておけば良かったな、と思うことは、勉強ですね。「学問的なもの」「専門知識を扱うもの」「実用的なもの」などの授業があります。この中で「実用的なもの」を扱う授業をもっと取っておけば良かったな、と思います。大学を卒業した時に、たとえば輸入を勉強していると違う仕事に就いたとしてもオーダーして何週間で商品が来て・・などと理解していると、思わぬところで役に立つ可能性もあると思います。今までの職歴の中でも、ぜんぜん違う場面で授業で得た知識が活きた経験もあります。

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学外の活動で現在の生活に活きている事は有りましたら教えて下さい。

大学時代バンドをやっていまして。TRIPLANE (トライプレイン)のギターの方とはバンドをやっていた時代に知り合っていたんですよね。僕がエイベックスに入社した同時期にTRIPLANE (トライプレイン)がデビューしていて。楽器屋でたまたまギターの方に何年かぶりに久しぶりに会って。「今エイベックスで働いているよ」と話をしたら「僕らそこからデビューさせていただいたんですよ!」というふうになりまして。バンド時代に知り合った人が今でも仕事で繋がったりしていますね。当時、バンドメンバーで一緒にやっていた方の会社と一緒にイベントのアプリ開発をしてもらったりもしています。 当時、バンドで知り合った方がライブハウスの店長になっていたり、アマチュアでしたがラジオに出演させてもらった当日のスタッフが、ずいぶん偉くなっていたりしていますね。 今の仕事上でも繋がっていますね。

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これから入学する高校生や大学生にメッセージをお願いします。

勉強はした方が良いなって思います。「数学の因数分解って意味があるの?」という風によく言ったりしますが、知っているのと知らないのではぜんぜん違うな、と思います。例え完璧にその事を知らなくても、こういうものがあるんだな、と知っていたらそれが選択肢の一つになります。 バイトや他の所で色んな事にアンテナを貼ってとにかく色々と挑戦してみると良いと思います。興味が無かったり、嫌々やっていても実はその事に才能が有るかもしれません。「ネットで知っている」だけでなくて、「実際にやってみて知っている」という事がすごく役に立ちます。「今が一番楽しい!」という気持ちを持って「今よりもっと楽しくするにはどうすればいいか?」という事を考えていくと良い日々がおくれると思いますよ。

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音楽業界は音楽を創る人だけでは無く支えている人たちがいて、今回の話に音楽を支えていく仕事の魅力が散りばめられていました。皆さんは音楽業界や宣伝にまつわる仕事に興味を持たれたでしょうか?ご精読ありがとうございました!来週もご期待ください!

 

【編集者:北海道情報大学2年 長田和真】

Data

渡邉 裕介(わたなべ ゆうすけ)さん

札幌大学 外国語学部 英語学科 2001年 卒

1979年生まれ。札幌市出身。
2001年札幌大学外国語学部 英語学科卒
CDショップ店員、アパレル関係の職などを経て2005年よりエイベックス・エンタテインメント株式会社に勤務 第1音楽事業本部 宣伝部 APルームにて宣伝を担当


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