Post2013/09/30

プログラミングの醍醐味はシステムと一緒に自分も成長していく所 「データクラフト 大内 寛和さん」

プログラミングの醍醐味はシステムと一緒に自分も成長していく所 「データクラフト 大内 寛和さん」

今回は、北海道工業大学を卒業され、現在データクラフトにてシステムエンジニアをされている大内 寛和さんにお話を伺いました。


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今のお仕事について教えてください。

僕は今データクラフトでSE(システム・エンジニア)として働いています。 データクラフトは、「ストックフォトビジネス」を行っている会社で、HPや広告に用いる写真を売っています。弊社には取り扱っている約300万点の写真をWebサイトにて販売するシステムが有って、そのシステムの開発や保守といったことを主にしています。

弊社では、Webシステムや写真データの管理システムなど、社内で取り扱うシステムを外注ではなくて自分たちで作っていて。どういうシステムを作るのか設計を行って、プログラムを書いて、テストを行って、運用が始まったらメンテナンスを行って。という所まで4人のチームで行っています。メンテナンスというのは例えば、アクセスが増えすぎてサーバーが負荷に耐えられていない状況に対応したり、Webサイトのデザインを変えてみたり、といった事をしています。作ったら終わりという訳ではないのが良いですね。

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お客さんはどのような方が多いんですか?

広告業界やWebサイトを作っている方が多いですね。ちなみに弊社のサイトで取り扱っている写真は300万点有るんですけれど、自分の会社で撮ったのは10万点もなくて残りは、海外の写真家さんや他の会社に提供してもらったものなんですよ。他の会社というのは、自分達と同じでストックフォトベンダーと呼ばれている会社で。例えば写真が売れたら 売上の一部を支払うといった形でお互いに写真を提供し合っています。

データクラフトには卒業してすぐに入社したんですか?

データクラフトは実は4社目なんですよ(笑)僕の出身の大学は大体推薦で就職が決まるんですけど。プログラミングをとにかく最初にやりたくて。大きい会社に行くより小さい会社に行く方が自分の手をたくさん動かせるんじゃないかと考えて。それで最初は小さい会社に務めました。その会社は受託開発がメインで作って納品して終わり、といった事が多かったんですよね。自分が作ったシステムが実際にどうなったかは見えてこないんですよ。作ったは良いけど使われずにお蔵入りすることも有ったりして。作っておしまいはというのはやっぱり寂しいです(笑)これで給料をもらっていいのかな?って罪悪感を感じますし、作った側としてはそれはちょっとつまらなくて。自分が作ったシステムが果たして良かったか、悪かったのかがフィードバックが無いのでわからないんですよね。それでプログラムを作って運用の部分まで立ち会える会社に就きたいなと思ったんです。そんな会社が札幌に無いか探していた時に知人からの紹介でデータクラフトへ入社しました。

SEのようにお客さんから受託してシステムを作るのは楽しいけどやっぱり全体を知りたくて。それが今はできているのですごく充実しています。数字が見えてくる所が良いですね。Webサイトがどれくらい見られてるか、売上はどれくらい上がっているのか、お客さんがどれくらい来ているのか、アクセス過多でサーバの応答が悪くなっていないか、このような事が数字としてすぐにわかります。数字を踏まえたうえでシステムの改善や、数字を密に意識できるようになったのは大きいですね。僕が思うシステムの1番の醍醐味は、改善や試行錯誤を繰り返しながらシステムと一緒に自分も成長していく所なんですよね。 使う側と作る側といった色んな立場の人が一緒になってシステムを作って、動かしていく。ここがデータクラフトでの醍醐味だと感じています。

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大学時代はどのような学生生活をおくっていましたか?

高校生の時からコンピュータ系の仕事に就けたら良いなと考えていて。 それで北海道工業大学の電気工学科に入学しました。 選んだ理由はソフトウェアの知識だけでなくて、ハードウェアの勉強もしたいと考えたからです。だけど結局、電気工学は自分には難しすぎて興味が持てませんでしたね(笑) 電子回路とか論理回路とか数学的知識のような所は全く覚えてないですね。 ソフトウェアに関する勉強はちゃんとしていたけれど大学生活の半分以上は遊んでいるかアルバイトをしていました(笑)

専門学校もある中で大学を選んだのは、今だからこそ出来る事もしたいという気持ちからです。専門だとやっぱりスケジュールも詰まっていて他のことは出来ないので。余裕を持ってアルバイトや自分が他に興味があることもゆっくり出来る時間がほしいと思って大学を選びました。だけど大学は授業料は安くないので。 大学時代に後悔は無くて満足しているんですけど、電気工学の部分を疎かにしたりと授業料に見合う取り組みが出来ていたかのかは自信を持って胸を張れなくて。そこは親に対して少し申し訳無かったな、と思っています。

印象に残っていた授業はありますか?

プログラミングをしてロボットを動かす、いわゆる組み込みプログラミングの授業ですね。”Pascal”というプログラミング言語があって。それを用いて200〜300語くらいのコードを書いてロボットを実際に動かして。 これがすごく面白いなと感じましたね。1人めっちゃ詳しい人がいて凄いスピードで書いていたのを覚えています。僕らはその横でいつも唸りながら試行錯誤してプログラムを打ち込んでいました。それでも上手く書けた時は嬉しくて。「ああ、できたできた!動いた動いた!」って喜んで(笑)そんな風にやりながらプログラムを覚えていくのが楽しかったです。なんとなくプログラミングを覚えていってもっと何かを作りたい、プログラミングをやりたいと思ってプログラミング系のゼミに進みました。

ゼミではJavaという言語を用いておえかきツールをJavaで作りました。今でこそJavaは主流ですが、当時はまだJavaが出始めで注目され始めたばかりでしたね。 ゼミは、3〜4人くらいのチームを組んで行われていました。チームメンバーで話し合ってテーマを決めて、そのテーマでどういったものを作るか、分担はどうするかをまず話し合って。それでプロジェクトが動き始めたら「ここが良い」「ここがだめ」と叩き合いながら「ああでもない、こうでもない」とやりとりを繰り返して何とか出来上がりました。

このゼミを通してプログラミングを仕事に出来たら楽しいだろうな、という気持ちが自分の中に根付いてこの道に進む事にしました。大学のゼミは実際の仕事とレベルは全然違うけど、流れや段取りは同じでしたね。仕事になってくるとお客さんから漠然とした注文を受けたりするのですが、そこは実際に仕事をして勘を鍛えていくしかないですね。お客さんの抽象的な言葉をうまく言語化して翻訳する能力です。この能力は仕事をしないと身につきませんが、システム開発って楽しい!と身をもって覚えたのは大学生活なので、そこは大きいですね。

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大学時代にもっとこれをやればよかった!と思うことはありますか?

僕は「後悔をしない」というのがモットーなのでやれば良かったと思っていることは無いですね。だけど強いて言えばもっと合コンすれば良かったと思っています(笑)合コンは片手で数えるくらいしかしていなかったのでバイト代とか他の事に使うよりもっと合コンすれば良かったなあって。

(笑)では最後に大学生にメッセージをお願いします

自分が興味ある事ややっている事に対して、自分が何故それをするのかを自信を持って答えられたなら言うことは無いって思いますね。専門性に対して「自分はこれだ!」という答えを自分なりに持って日々それについて考えていく事ですね。

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もう1つは、学生のうちに立場の違う色んな人に会う機会を作ると良いと思います。僕も社会人生活の中で社内にこもらずに社外の色んな人とプログラミングやクラウドに関する勉強会を通して関わるようになってから、世界が一気に広がりました。新たな知識をそこで得て実際に自社で新システムを導入するきっかけになったりして。普段、自分と関わらない人や違う分野の人、立場の違う人と話すのはすごく刺激になるし、新たなアイデアを産むきっかけになります。なので色んな人に会うと良いな、と思いますよ。

今回、お話を伺った大内さんは、柔らかい雰囲気の素敵なお父さんのような方でした。エンジニアとしてシステムを手がける大内さんの生の声は、自分自身もITの分野を勉強している身として、とても興味深いものでした。お忙しいなか取材をお受けいただいた大内さん、ありがとうございました!

 

【編集者:北海道情報大学 長田和真】

Data

大内 寛和さん

北海道工業大学 電子工学科 卒

1976年産まれ
北海道工業大学 電子工学科 卒業
幾つかの会社を経て2005年にデータクラフトに入社
現在は、システムエンジニアとして社内の多くのシステムを手がける


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