Post2014/07/24

学生が学ぶキッカケづくりをモットーに『まちづくり』に取り組む【札幌大学 小山茂 先生】

学生が学ぶキッカケづくりをモットーに『まちづくり』に取り組む【札幌大学 小山茂 先生】

今回ご紹介するのは、まちづくりや交通計画について研究されている札幌大学の小山先生です。
特にフィールドワークや札幌市、学生の活動に興味がある方は必見!
穏やかで親しみやすい小山先生はとってもアクティブな先生。
今回はそんな先生に研究や先生がされている活動についてお話をしていただきました。


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自分たちが将来住みやすいまちづくり

先生が専門としている研究やゼミについて教えてください。

僕は『研究者』よりも『教育者』に近いタイプの人間で、学生が大学で学ぶきっかけづくりをすることをモットーにしています。また、きっかけをつくるために人脈づくりをとても大切にしています。

僕のゼミでは『まちづくり』をテーマにしています。研究室は一昨年から始めたばかりなので今の2年生が一期生となります。まだまだこれからなのですが「札幌をよりよくしたい」という思いで、学生達に『自分たちが将来住みやすいまちづくり』を考えてもらっています。

そのために、学生に様々な地域活動を体験してもらいます。代表的なものとして、『月寒WIKI』の構築と運用、『月寒地域のイベント』や『モエレ沼芸術花火』のボランティアなどがあります。『月寒WIKI』は断片的に散らばっている地域に関する活動の記録をみんなが共同で情報発信しよう!というものです。

学生が「まち」を感じ、「まち」に入り込み、「まち」をどう変えられるのか、変えられないのか。成功しても失敗しても「経験を通して成長することが大切!」この考え方をベースに研究テーマを考えて、行動に移していくことになります。

先生が担当している講義について「講義名」と「その内容」について教えて下さい

感性と価値観を養う『フィールドワーク入門』

この科目は1〜2年生が対象の科目で、フィールドワークの基礎を教えています。現場(地域の人・歴史・環境)の情報を理解して記録・分析し、発信できるように学生の意識向上をはかっています。

フィールドワークで1番大切なのは、現場に行って、その雰囲気を感じ取れる『感性』を養うことです。『違いのわかる学生』について学んでもらっています。なので実感をもってもらうために日常生活の中での些細な変化に『気づく』ことを重視した講義をしているんです。

例えば、学生が生活している所を調べさせて発表させています。『大学内で自分が居心地の良い場所』や『あまり有名じゃない札幌市内のお気に入りスポット』などを写真と原稿で発表してもらうんですよ。

他都市との比較から札幌の特徴を読み説く『札幌学入門』

札幌という『まち』はどんな特徴があるのか、『札幌市まちづくり戦略ビジョン』や国内主要都市との比較を行いながら考えさせています。主要なテーマとして「札幌がどこの都市に勝てるか」を掲げています。

例えば、プロ野球場の動員数が新聞に掲載されており、札幌ドームより福岡ドームの方が優っていました。では札幌ドームの動員数を増やすための方策は何か。地球温暖化、新幹線札幌延伸など、人の移入や交流が活発になれば動員数が増えるかもしれません。逆に人口減少が進めば、動員数はさらに減少することでしょう。

あくまでこの教科は札幌学「入門」ですので、この科目の上位科目として8科目を学ぶことができます。8科目とは、①経済・経営、②自治、③芸術文化、④食文化、⑤国際交流、⑥観光、⑦医療福祉、⑧スポーツ、です。2年生以降はそれぞれの分野を軸に掘り下げていくことになります。

 

《 続きは次のページへ:地域の活動をデータベース化する『月寒Wiki』 》

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Data

小山 茂(こやま しげる)先生

小山茂(1964年生まれ)
札幌大学女子短期大学部での勤務を経て、2012年より札幌大学で教授を務める。
工学修士(日本大学)
専門分野:交通計画、物流、まちづくり

 

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