Post2013/10/10

何をやりたいのか、どうしたいのかを常に考えておいてほしい「札幌大学 伊藤公紀 先生」

何をやりたいのか、どうしたいのかを常に考えておいてほしい「札幌大学 伊藤公紀 先生」

今回は札幌大学にて、教育情報工学を教えていらっしゃる伊藤公紀先生にお話しをお伺いしました。


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先生は何を教えていらっしゃいますか。

私の専門は教育情報工学です。大学での授業としては「プログラミング基礎・応用」「市場調査論」「情報処理応用」などの科目を担当しています。
私は経営学専攻のスタッフではありますが、経営学の専門家ではありません。
しかし情報処理技術(ICT)は、現代の経営にとって重要なパーツといえるでしょう。
経営学は幅広い領域にまたがった学問です。
情報処理技術というと理系分野の勉強と思われがちですが、文系・理系にとらわれずに重要な分野だと思います。
札幌大学経営学部の卒業生の2〜3割はソフトウェア関連業界に就職してきています。
実は日本の産業部門の国内生産額の中で最大の市場規模を持つのは情報通信産業なのです。
そのため経営学専攻の学生の就職先として情報通信産業を無視することはできないのですよね。

2013-10-03-itousensei1

情報処理と聞くとすごく難しそうで縁のない分野に感じる人もいるかもしれませんが、実はとても身近なものでもあるのです。
皆さんにも一度や二度経験がある”アンケート”の処理、これもまた情報処理の1つといえるでしょう。
何を調査したいのか、調査対象、調査時期、調査方法などの計画を立てることから始まって、アンケート項目を準備し、実際にアンケートを実施する。
こうして得られたデータを分析して貴重な情報が得られるのです。
世の中で生成・加工・修正・伝達される情報を上手にとらえること、これを考えることも情報処理なのです。

先生の授業はどのような雰囲気でやられていらっしゃいますか?

私の授業では寝る学生は一人もいませんし、代返(代わりに出席届けを出す)をする人もいません(笑)。
理由は簡単で、もし寝ていたら起こしにいきますし、出席確認も厳格にチェックしているからなんですよね。
これは授業に参加していなかったり休んでしまったりすると結局ワケが分からなくなって面白くなくなってしまうことを防ぎたいからなのです。

2013-10-03-itousensei2

せっかく学ぶのであれば楽しんでほしいと思うのですよ。
積極的に授業に参加して、”学問の面白さ”を味わって欲しいんです。
人は最終的には自分自身で学びを達成するものではあると思います。
でも「これを学んでみたい」と感じるものに運良く出会うことは人によっては難しいかもしれません。
そのきっかけをつくってあげるのも私達、教員の仕事だと思っています。

 

《 続きは次のページへ:先生の大学外での活動についてお聞かせください。 》

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Data

伊藤 公紀(いとう こうき)先生

1964年,札幌生まれ。最終学歴は北海道大学大学院工学研究科博士後期課程修了。 博士(工学)。
2002年,札幌大学経営学部助教授。2006年,同学部教授。現在に至る。

【著書】
・muLISP基本ガイドブック,森北出版,1990年(共著)
・わかりやすい数理統計の基礎,森北出版,2002年(共著)
・看図作文指導要領,溪水社,2010年(共著)
・協同学習ツールのつくり方いかし方,ナカニシヤ出版,2013年(共著)


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