Post2013/10/24

大学は色んなテナントが入っているショッピングモール「北海道情報大学 竹内典彦 先生」

大学は色んなテナントが入っているショッピングモール「北海道情報大学 竹内典彦 先生」

今回は、北海道情報大学にて英語を教えられている、竹内典彦先生にインタビューに答えていただきました。異国の文化観が垣間見えるお話、先生のユニークな大学の例えに注目です。


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アメリカの文化や考え方、価値観を知ってもらう

先生が担当している授業について教えてください

まず私の専門は英語です。英語では、「基礎英語のe-ラーニング」「実用英語」「職業英語」を担当しています。その他の科目では「キャリアデザイン」「ビギナーズセミナー」を担当しています。

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実用英語という教科について詳しく教えてください

実用英語では大きく分けて二つの事をしています。一つはAmerican Traditionsというテキストを用いた学習、もう一つはeラーニングです。

American Traditionsというテキストでは英語の読解力を高める事は勿論なのですが、アメリカの人々の文化や考え方、価値観を知ってもらうことを重視しています。このテキストで扱われる各章のテーマは、「ハロウィン」「自由の女神」「自由の鐘」等、どれもアメリカの文化観に根付いたものです。これらを学びながら単語力、文法力、読解力を養うことを目的としています。

eラーニングでは「CHIeru」というeラーニングシステムを用いてディクテーション(読み上げられた外国語の文章や単語を書き取ること)を主に行ってもらっています。10語前後の文章が再生されて、その文章をタイピングで打ち込むトレーニングです。このトレーニングで養われたリスニング能力と単語力を活用できるように授業の最後に毎回、5分程度の短いビデオを英語字幕で見ます。毎回流すビデオには、考えを深められる重要ななテーマが含められていて。「遊牧民族」「密林で動物を撮り続けるカメラマン」等、その国ならではの文化に関するテーマが主でそれに関わる人のパーソナリティを主題としたビデオです。身につけた英語力でビデオの内容を理解できれば、得られるものや楽しさがあると思っていますね。

また、授業ではペアカンバセーションという英語を用いた簡単なペアワークも行っています。「夏休み何をしたか」「週末は何をして過ごしたか」等、簡単な内容の質問を毎回三つほど与えて取り組んでもらいます。英語を学んだりテキストを読んでいても英語を用いて会話する機会は日本人には少ないんですよね。授業で隣に座った人と会話するという基本的なことです。対話文を読み上げてもそれはコミュニケーションではありません。隣に座っている人が週末に何をしていたかは実際に訊いてみないとわかりません。この”訊く”ということがコミュニケーションを行う上で必要なことです。リアルなコミュニケーションを取ることの大事さ。それを養成することを目指してペアカンバセーションを行っています。

「読み」「書き」「聞き」「話す」の四つを大切に

授業をする上でこだわっていることはありますか?

なるべく先生が英語を話す、ということはこだわっていますね。ついつい日本語で話してしまうこともあるんですけれど(笑) だけどこだわっていることなので毎度、意識しています。学生にもなるべく英語で話をしてもらおうと気を配っていますね。

それから「読み」「書き」「聞き」「話す」この四つをいくらかずつ授業内でトレーニング出来るよう意識しています。テキストは「読み」テキストやビデオの感想を英語で書くのは「書き」ペアカンバセーションは「聞き」と「話す」です。この四つすべてを組み込むことは、こだわりですね。

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実際に英語を教えてる中での学生の印象について教えてください。

まず良い点について。情報大の学生はパソコンでeラーニングを使って学習している時、他の大学の学生より熱心なのではないかな?と思います。みんな一生懸命とりくんでいます。集中していない学生はクラス内にほとんどいません。

パソコンが好きな人が多い情報大とはやはり相性が良いのでしょうか?

それはすごく感じています。八割強くらいの満足度はあるんじゃないでしょうか。私が赴任した当時は、eラーニングを使わずにテキストだけで授業をしていたんですよ。しかし、やはりテキストだと情報の一方的な供給になりがちで主体的にトレーニングをする雰囲気には中々ならなかったんですよね。eラーニングを取り入れたことにより学生が自主的なトレーニングを出来るようになりました。取り入れる前とは授業への主体性は大分変わったと思いますね。

悪い点はそもそも英語に対するモチベーションが低い人が多いことですね。単位を取るモチベーションがあっても、英語をマスターしようというモチベーションがある人は少ないです。私はマスターするべきだと思うんですよ。マスターと言っても英語の先生になるほどのもので無くて。英検準2級、Toeic 500点程度なら情報大の学生の半分くらいは手が届くはずです。

 

《 続きは次のページへ:”Hello”すらも実際の会話で使ったことが無かったんですよ 》

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Data

竹内 典彦先生

旭川生まれ (1957年)
北海道教育大学 旭川校 英語教育コース 卒 (1981年)
筑波大学 大学院 教育研究科英語教育コース 卒(2001年) 高校教員を20年勤めた後に、2003年より現職


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