Post2014/09/27

大学は『コンピテンシー』を高める場【北海道大学 佐藤嘉晃 先生】

大学は『コンピテンシー』を高める場【北海道大学 佐藤嘉晃 先生】

今回は北海道大学大学院歯学研究科の、佐藤嘉晃准教授のお話を伺ってきました!北大病院の歯科医として診療をしながら、研究と教育にも力を入れておられる先生です。


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歯科矯正学と歯科医学教育

研究内容とその魅力について教えてください。

歯科での専門領域は歯科矯正学ですが、現在興味をもっているのの一つがまず「人間の顔」です。ここでは「人の顔やその好み」、「笑顔」などのエステティックス(審美)に関することを研究しています。また、バイオメカニクス(歯に力を加えると歯が動くというメカニズムの解明)などについての研究もしています。歯科矯正学とはそもそも歯に力を加えて動かしたり、人間の顎顔面に力を加えて成長をコントロールして不正な噛み合わせ・歯並び(不正咬合)を正常咬合に導く歯科医療の一分野なので、このような研究を行っています。さらに、歯科矯正治療に関する臨床研究も行っています。

その他の分野では、歯科医学教育に関する研究があります。教育をどのように展開すればもっと効率が高く、なおかつ「質の担保」がなされるか、その教育法の開発・検証を行います。

今、大学生が卒業する時に、どういう質を保証すべきかということが世界中で極めて重要視されてきています。歯科の場合は大学を出て国家試験にとれば歯科医師の免許は取得できるのですが、それが「世界にどのように通用するのか」が、歯科医学的にも重要となってきているんです。それが、質の担保です。

授業中、寝てる学生いるよね。別に寝てもいいんだけど(笑)、でも先生としては授業を通して学生に伝えたいことはやっぱりあるよね。我々の世界では学生が寝たら負けですから。つまんない授業をしているということでしょ?ではそれをどうやって改善していくかというと、こちらから自分の授業がつまらないという前提でアクションを起こす必要があります。一方通行の授業にならないように工夫する。

それをもしみんな(教員)がやっていけば、どんどん大学の授業は楽しく充実していくし、そういう教育が継承されていけば、次の世代はもっと良い教育が受けられるようになっていくと思うんだよね。そういった意味では、この歯科医学教育という分野は非常にやりがいがあって面白く、魅力のあるものだと思います。

 

《 続きは次のページへ:『主体的学習能力』と『コンピテンシー』を高める工夫 》

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Data

佐藤嘉晃(さとう よしあき)先生

現在、北海道大学で助教授として勤務。
博士(歯学)(北海道大学)

【学歴】
1988年 長崎大学 歯学部 歯学科 卒業 1993年 北海道大学 歯学研究科 歯学臨床系 卒業


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